集客の設計(持ち球25人問題)★2026/8/5
結論:⭐⭐ 赤字の許容額を1回3万円と決めた(★2026/8/14)ので、人が集まらなくても収支では困らない。 誰も来なくても枠に収まる(→ §3)。 いまの状態:🔴 残るのは「楽しかった」を届けられるかという価値の問題。9/5に「友人が友人を連れてくる」仕掛けは大テーブルの相席だけ(他3案は却下)。 次にやること:①西山さんに会場の人通りを聞く ②子育て支援センターにチラシを置けるか聞く(⏰8月中・10/18に効かせるため)
🔴🔴 なおきの回答(2026/8/5):呼べる友人・知人は約25人。 原価表の損益分岐点も25人。完全に一致している。 つまり「友人が枯れたら伸びない」は将来のリスクではなく、初回から効いている構造。
1. 何が起きるか(数字で見る)
| 数字 | 出典 | |
|---|---|---|
| 呼べる友人・知人 | 約25人 | なおき(2026/8/5) |
| 損益分岐点 | 25人(客単価1,116円・実質固定費24,300円) | 原価表 §6b |
| 2回目以降の分岐点 | 20人(型代なし・のぼり再利用・豆の持ち越し) | 同 |
🔴 声をかけた人が全員来るわけではない
土曜11:00〜19:00に、声をかけた25人のうち実際に来るのは何人か。 一般に、こういう個人イベントの実来場率は声かけの4〜6割(=10〜15人)。予定・距離・天気で落ちる。
| 実来場 | 売上(客単価1,116円) | 収支(実質固定費24,300円) |
|---|---|---|
| 25人(全員来る) | 27,900円 | ±0円 |
| 15人(6割) | 16,740円 | 約▲7,600円 |
| 10人(4割) | 11,160円 | 約▲13,100円 |
⚠️ つまり初回は7,000〜13,000円の赤字が現実的な線。予算や外部向け企画書の「25名でほぼ±0」は全員来る前提の楽観値だった。
🔴 もっと重いのは2回目
初回で25人に声をかけると、2回目に呼ぶ人がいない。
- 初回に来た人の再来率をKPIの目標どおり3割とすると、2回目に自動で来るのは7〜8人
- 分岐点は20人 → 12人以上の新規が2回目に必要
- ⭐ つまり「新規の入口」は11月ではなく、10/18の第2回に間に合わせないといけない
🔴 前回このファイル群で「呼べる人が40人なら2回で一巡、11月が勝負」と例示したが、実際は初回で一巡する。切迫度が1段上。
2. 🔴 方針:客を増やすのではなく、分岐点を下げる(★2026/8/14:採らないことになった)
🔴🔴 2026/8/14の2つの決定で、この節は判断材料としての役目を終えた。
決定 この節への影響 ⭐ 赤字の許容額=3万円(→ §3) 分岐点を下げなくても、最悪ケースが枠に収まる。⭐急いで削る理由が消えた ⭐ 9/5は25名想定で進める 案①②③のうち案①(いまの計画)で進む。⚠️案②(固定費を削って分岐点18人)は採らない ⭐ 9:00入りで確定(10:00入り案は却下) −1,600円の削減はしない ⭐ 以下は経緯として残す。 ⚠️ 削る打ち手が必要になったとき(=赤字が3万円に迫ったとき)に、ここに戻ってくる。
⭐ これはコンセプトの答え(=「活動」。楽しく続けるのが目的)から導かれる。 事業なら「25人集める」が正解。活動なら「25人いなくても成り立つ」が正解。 少ない人数で成り立つ設計にしないと、毎月「人を集めなきゃ」で苦しくなって続かない。
分岐点を下げる打ち手(削れるもの)
| 何を | いくら | 判断 |
|---|---|---|
| のぼり | −1,500円 | ⭐ 削る。窓際ポスター+ケーキ見本で代替できる(告知素材 §6 案③として既に検討済み) |
| テイクアウト資材 | −2,000円 | ⚠️ 初回は最小限に。持ち帰りは手残りが約180円減るうえ、許可・衛生の食品表示が未確認(締切8/16) |
| 時間外料金(9:00入り) | −1,600円 | ⚠️ 10:00入りにできるか8月下旬のリハで判定。当日運営に「10:00入りでも回る可能性」と既に書いてある |
| 消耗品5,000円 | −2,500円 | 絞る。何に5,000円使うのかが未分解。買う前に内訳を出す |
| ケーキを3台→2台 | 材料 約−2,700円 | 🔴 これが一番効く。ただし食べ比べができなくなる(3種→2種)ので、外部フィードバック(軸と価格)の軸の判断とセット |
3つの設計案
| 案① いまの計画 | 案② 固定費だけ削る ★推奨 | 案③ ケーキも2台に減らす | |
|---|---|---|---|
| ケーキ | 3台24カット(3種) | 3台24カット(3種) | 2台16カット(2種) |
| 固定費 | 12,600円 | 5,000円 | 5,000円 |
| 材料費 | 11,700円 | 11,700円 | 約9,000円 |
| 実質固定費 | 24,300円 | 16,700円 | 14,000円 |
| 損益分岐点 | 🔴 25人 | ⭐ 18人 | ⭐ 15人 |
| 15人来たときの収支 | ▲7,600円 | 約▲1,900円 | 約+400円 |
| メリット | 食べ比べが成立・見栄えが良い | ⭐食べ比べを保ったまま分岐点が7人下がる | 一番安全・完売しやすい |
| デメリット | 赤字が大きい | 持ち帰り不可・のぼりなし | 3種食べ比べを捨てる=いまの制作物と矛盾 |
⭐ 推奨=案②。理由:**削るのは全部「なくても当日が回るもの」**で、ケーキの中身(=楽しさの本体)に手を付けずに分岐点が25→18人に下がる。活動として「作りたいものを作る」を守れる。
⚠️ 案②でも15人だと約1,900円の赤字。⭐ 活動なら、これは「趣味の月謝」として許容できる額かどうかで判断する → §3
3. ✅⭐⭐ 赤字の許容額=1回3万円まで(★2026/8/14 決定)
⭐⭐ なおきの決定:「まあ3万円くらいにしておこうかな」 🔴 「黒字にする」を目標にすると、活動なのに毎月ノルマになる。 先に「いくらまでの赤字ならOKか」を決めたので、人が集まらなくても平気になる。
⭐⭐ この額が、いまの心配ごとをほぼ全部消す
| 状況 | 収支 | 3万円の枠に対して |
|---|---|---|
| 25名(想定どおり) | ▲232円(型代込みで▲3,732円) | ⭐ 枠の1〜12%。余裕 |
| ⭐ 誰も来なかった場合(理論上の最悪) | 実質固定費の全額=約▲24,500円 | ⭐ 枠の約82%。それでも収まる |
🔴🔴 つまり、9/5に限っては「赤字で困る」状況が存在しない。 ⭐ 誰も来なくても許容額の中に入る=これ以上悪くなりようがない。
⚠️ 中間(10名・15名)の収支はここでは出さない。 🔴 5種化とマフィン中止で原価が更新中のため(→ 予算「要更新」・原価表 §6b-2)。⭐ 上の2行=最良と最悪は確定値なので、判断はこれで足りる。
🔴 この決定が変えること3つ
- ⭐⭐ 「分岐点を下げる」(§2)の緊急度が消えた … のぼりを削る・テイクアウトをやめる・9:00入りをやめる、はすべてやらなくてよくなった。⚠️やりたいからやる/やりたくないからやめるで判断してよい
- ⭐⭐ コラボカフェの設計で場所代を折半しない判断ができた … 折半しないと分岐点は26人のままだが、許容額の中なので問題にならない
- ⚠️ メンバーに「これは想定内」と先に言える … ⭐金額を出して言えるようになった(→ メンバーに渡す文面)
⚠️ ただし「毎月3万円」ではない。年12回なら36万円。⭐続ける前提なら「1回いくらまで」だけでなく「年間いくらまで」も見ておくとよい(未決)。
4. 新規の入口:⭐ コンセプトがそのまま答えだった
⭐ 重要な発見:一言コンセプト 「月に一度、友だちの輪がひろがるケーキ屋さん。」 は、雰囲気を言った言葉だと思っていたが、そのまま集客の仕組みを言っている。 「輪がひろがる」= 来た友人が、友人を連れてくる。 25人が1人ずつ連れてくれば50人になる。 🔴 今まで、この「連れてくる」を促す仕掛けを1つも作っていなかった。コンセプトを飾りにしていた。
入口3つを比べる(活動・友人ベースという前提で)
| ① 友人が友人を連れてくる | ② 地域コミュニティ | ③ SNSで新規 | |
|---|---|---|---|
| 相性 | ⭐⭐ 最高(コンセプトそのもの・持ち球25人が種になる) | ⭐ 良い(ペルソナ=ママ友と一致) | △ 弱い(活動なのでSNS運用の負担が重い・最終ゴール・製造依頼への道筋も友人からの依頼が対象) |
| 効き始めるまで | ⭐ 初回から(9/5でできる) | 1〜2ヶ月 | 3ヶ月以上 |
| 手間 | ⭐ ほぼゼロ(告知文と1枚のPOPだけ) | 中(問い合わせが必要) | 🔴 大(毎週投稿) |
| コスト | ほぼ0円 | 0円 | 0円(時間はかかる) |
| ⭐ 判定 | 🔴 これを最優先でやる | 2番目。10/18に向けて8月中に当たる | 後回し。記録用に投稿するだけでよい |
① 友人が友人を連れてくる(9/5でやる打ち手4つ)→ 🔴 3つが却下(★2026/8/14)
| # | 打ち手 | 判断(★2026/8/14) | なぜ効くとされていたか |
|---|---|---|---|
| 1 | 告知文に「友達を誘って来てね」を明記する | ❌ 入れない | いまの告知文は「来てください」で、連れてくることを頼んでいない |
| 2 | 2人以上で来たら1品サービス | ❌ やらない | 外部フィードバック(軸と価格)の「+1品サービス」推奨と一致・定価を動かさない |
| 3 | 帰りに「お友達招待券」を2枚渡す | ❌ 作らない | 次回来る理由が物として残る |
| 4 | ✅ 大テーブルで相席 | ⭐ これだけ残る(既に決定済み) | 初対面同士で会話が生まれる → 会場「当日の店内レイアウト」 |
🔴🔴 9/5に「友人が友人を連れてくる」を促す仕掛けは、大テーブルだけになった。
⭐ お金の面では問題ない:赤字の許容額3万円(§3)があるので、人が少なくても収支は困らない。
⚠️ ただし残るリスクが1つある:コンセプトで 「帰るときに一番言ってほしいのは”楽しかった”」 と決めており、そこには🔴**「楽しかったは一人では作れない=場の空気なので人がいないと作れない」**と書いてある。つまり人数の問題は、赤字ではなく”届けたい価値”の側に残っている。
⭐ 打ち手を足すなら、お金も印刷も要らないもの:当日の見送りの3拍目で「よかったら次は友達も連れてきてください」と口で言う(→ 接客の設計)。⚠️ 紙にも告知にも出さないので、却下した3つとは性質が違う。
② 地域コミュニティ(10/18に向けて8月中に当たる)
- 三鷹の子育て支援センター・児童館に、月1のイベントとしてチラシを置けないか聞く
- 三鷹の地域情報サイト・地域のSNSグループ
- 近隣の店との相互紹介(← ちゃっぴーに紹介を頼んでいるコーヒーショップの店員さんがここに繋がる → メンバーに渡す文面 §2c)
- ⚠️ ペルソナがママ友なら、子育てコミュニティが一番刺さるはず。まだ一度も当たっていない
③ 会場の通行人(🔴 前提が未確認)
- 会場ポスター要件(外部向け)は「会場を利用した/前を通った人」を狙って常設掲示する設計
- 🔴 りくばしベースの前に人が通るのか、内見で確認していない(住宅街なら機能しない)
- → 西山さんに聞く:普段どのくらい人が入ってくるか/他の出店者はどう集客しているか。⭐ これは会場側が一番よく知っている情報
5. 決めること(期限つき)
- ✅ 設計案①②③のどれにするか → ⭐ 案①(いまの計画)で進む。25名想定(★2026/8/14)。⚠️案②は採らない
- ✅⭐⭐ 赤字の許容額 → ⭐ 1回3万円まで(★2026/8/14・§3)。⚠️ メンバーへの共有はこれから
- ❌ 告知文に「友達を誘って来てね」を入れる → 入れない(★2026/8/14)
- ❌ 「2人以上で来たら1品サービス」 → やらない(★2026/8/14)
- ❌ 「お友達招待券」を作るか → 作らない(★2026/8/14)
- ✅ 10:00入りにできるか判定する → 🔴 9:00入りで確定(★2026/8/14)。−1,600円の削減はしない
- 消耗品5,000円の内訳を出す … 何に使うのか未分解。⏰ 買う前
- 🔴 西山さんに「普段どのくらい人が入ってくるか/他の出店者はどう集客しているか」を聞く … ⭐会場側が一番よく知っている。⏰ 次のDMで
- 子育て支援センター・児童館にチラシを置けるか聞く … ⏰ 8月中(10/18に効かせるため)
6. この件でわかったこと
- 🔴 「25人呼べる」と「25人来る」は違う。実来場は4〜6割。声かけ数=来場数で計画すると必ず外れる
- ⭐ 活動なら、目標は「集める」ではなく「少なくても成り立つ」。分岐点を下げる方が、毎月の気持ちが軽い
- ⭐⭐ コンセプトが集客の設計そのものだった。「友だちの輪がひろがる」は雰囲気の言葉ではなく、“来た人が友人を連れてくる”という仕組みの宣言。💡 それを促す仕掛けを1つも作っていなかったのが最大の抜け
- ⭐ 1つの打ち手で3つ解けることがある(2人以上で1品サービス=集客+定価維持+リピーター割)。課題を横に並べると見つかる